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伊藤文治さん、静岡市葵区平野の伊藤さんの茶園にて。
「有機栽培のお茶は今後十年で広く普及するでしょう」
日本におけるお茶の生産量45%を占める静岡県でも、有機栽培のお茶というのはあまりありません。
静岡には有名なブランド茶がたくさんあり、日本アルプスから静岡市を越えて流れる安倍川・藁科川流域の山間部、本山で育てられている本山茶もそのひとつです。

平野にある、伊藤文治さんのJONA有機認定茶園の入り口。
*JONA:日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会(Japan Organic and Natural Foods Association)
伊藤文治さんはお茶農家さんの3代目にあたり、また丸福製茶株式会社の2代目としてお茶を製造販売されております。
安倍川上流のわさび栽培で有名な有東木の近くにある、伊藤さんの平野にある茶園で10年前に有機栽培のお茶を開発されました。
昨年、静岡県は静岡のお茶をヨーロッパで拡販するためのプロジェクトを開始しました。伊藤文治さんは2種類の有機栽培のお茶で、ドイツの有機栽培のお茶の公認ライセンスを授与されました。

私たちは車で標高1,000m近い伊藤さんの茶園まで遠征しました!
この遠征のメンバーは(私は写真に写っていません)、
伊藤さんの下の娘さんの伊藤彩さん。その横に写っている上の娘さんの伊藤麻美さん。麻美さんは父のお仕事のお手伝いと、個人事業として/彩香茶園も経営されています。そして伊藤文治さん。もう一人の男性はスリランカのLumbini Tea Factory (PVT) Ltd.でお茶を栽培し販売をされているチャミンダ・ジャヤワルダナさんです。ジャワルダナさんは静岡市のグランシップで開催される「世界お茶祭り2010」に参加されるために来日されました。今回、私の友人Teebom Co.でお茶の販売をされている今井奈保子さんの紹介で、ジャワルダナさんは茶園見学に参加されました。
驚いたことに、文治さん以外みんな英語が堪能でした!

安倍川沿いを走り、ワサビ畑を抜ける茶園までの道のりはとても素晴らしいものでした!

お茶の木の間に生えているこの綺麗な苔をみれば、ここのお茶が有機栽培ということがすぐわかりますね!

伊藤さんは、種から栽培する「在来種」と接ぎ木して栽培する「やぶきた」合わせて2種類のお茶を有機栽培されています。

茶園からの素晴らしい景色。
白いのは雲ではなく霧で、お茶の品質における大きな要素の一つです。

お茶の木の根元に花(カメリアと同じ科の花らしいです)が咲いているのが見えます。
チャミンダさんが言うには、スリランカの茶園では花が咲いているなんてありえないそうです。というのも、静岡では1年に4回しかお茶摘みをしないのに対して、スリランカでは1年中お茶を摘むからです。

この地域は小川や滝がたくさんあり、透明で綺麗な水は茶園を湿らすだけでなく、虫たち
も寄せ付けません。(お茶の木は虫を落とすために週3回水遣りが行われ、地面に落ちて死んだ虫は有機肥料となります!)
伊藤さんが使用される肥料は有機のものだけです。主に使用されるのは、ゴルフ場で刈り取られた草を木の間に撒き、3年ほど発酵させたものです。

お茶葉が傷ついていますが有機栽培ということの証明です!
上の写真は炭疽病にかかった葉です。

もち病

も少し近くで見ると。

カビ
こういった病気の問題は全て自然に適った方法で解決されなければなりなせん。
多くの農家さんがもっと簡単な方法を選ぶのも無理ないですね!
伊藤さんは他にも最小限の農薬と人口肥料を使用してお茶を栽培されていますが、お茶の有機栽培という方法に自信をもって栽培されています!

静岡市若松にある丸福製茶㈱(写真を見てください)へ戻る途中……

お茶を製造するところを長い時間見学させていただきました。

お茶のテイスティングもさせていただきました。
お茶の製造に関してきちんとお伝えしたいので、次の記事をお楽しみに!
丸福製茶株式会社(伊藤文治さん)
静岡県静岡市若松町25番地
Tel: 054-271-2011
Fax: 054-271-2010